マルス
すごいなぁ〜
なつかしいなぁ〜
こんな仕事したかったなぁ〜

マルス(MARS)
旧国鉄・JRグループの座席指定券類の予約・発券のためのコンピュータシステム
"Magnetic electronic Automatic seat Reservation System"
(磁気的電気的自動座席予約装置)

おおむかし… マルスができる以前は、
その列車の始発駅が属する指定席管理センターで、
列車ごとに日別の指定席台帳を作って各列車の指定席を管理していました
駅で切符の申込みを受けた際は、
まず、駅員が「電話」で(^^)センターへ問合わせ
センターでは指定席台帳から空き座席を探し出して
見つけた座席の座席番号を回答し、
駅ではその座席番号を指定券に「書き写して」発券していました

こんな感じで…(^^)

客「12月5日の東京10時発のこだま 新大阪まで」
駅員「12月5日の東京10時発のこだま 新大阪までですね。少々お待ちください。」

指定席管理センターに電話をかける(^^)

駅員「もしもしー、12月5日の東京10時発のこだまは新大阪まで席空いてますか?」
駅員「あ、空いてる?えーと復唱します。3号車の7番チャイナ席」

電話ではエー、ビー、シー、デーの様に発音が似ており、
聞き間違えのないように当時、以下のような専門用語が使われてました

A席 アメリカ
B席 ボストン
C席 チャイナ
D席 デンマーク
E席 イングランド

で、この指定席管理センターですが、これがまたスゴイ!
予約処理を行なう職員は、
方面別の指定席管理台帳が収納されている「回転テーブル」の前に着席
駅係員などからの指定席要求に対し、
「かなりの速度」で回転している(直径約2m、約8秒前後で1回転)
テーブルから該当の台帳を取り出す(ほんとにクルクルまわっていました)
台帳に席の割り当てを行なう→問い合せ元への回答を行なう
書き込んだ台帳を、
回転テーブルの所定の位置が自分のほうへ来た時に正確に「投げ戻す」(驚)

これらの作業にはかなりの技を駆使する必要が…
ベテランになると、
1メートルぐらい離れたところからでも所定位置に戻せるという、
まさに「職人技」をもって対処していたそーな(^^)

たしか、「プロジェクトX」でマルス開発物語を紹介したときに、
その職人技のフィルムを放送していたよーな記憶が…
今度、図書館でVTRを確認してみますわ…(^^)
神戸市立中央図書館ではVTRもいっぱい所蔵してるのよ

で、マルスですが、1960年代よりいろんなバージョンがありまして、
そのなかでもおじさん世代になつかしいのは「マルス105」

この「マルス105」につながれていた入力端末は「N型端末機」とよばれ、
操作卓上に設置された方面別に整理されている入力器を使用していました

この「入力器」っちゅーのが、本のページ状になっていて、
それを「パタパタ」っとめくってピンをさして入力を確定するとゆー
いまから思えば「画期的」な方法に改良され、操作性や拡張性が飛躍的に向上!

いや、なつかしい…(^^)
あの「パタパタ」にはかなりあこがれましたねぇ〜
いちど駅員さんになって、あの「パタパタ」やりたかったなぁ

ははは…(^^)

ちなみに、この「マルス105」からは下記のよーなキップが発券されていました
「パタパタ」部分は、とじ目がマイクロスイッチになってて、
そこでページ(駅名グループ)を判断して、
緑色の指示棒(ピン)をつきさして駅名を確定するとゆーしくみでありました

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以下の写真が現在の「マルス端末」です
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by lovekado | 2009-11-20 06:59 | 鉄ちゃん
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