ダヴィンチ・サージカルシステム
韓国では5月から医療観光(メディカルツーリズム)が本格化し、
官民あげて海外からの患者誘致に力を入れている
最近は、日本から訪れる医療観光客も増えているという
韓国の医療水準は高く、費用は日本よりも安いというのが主な理由だ
韓国でどんな治療を受けられるのか
韓国の医療現場で行われている最先端治療を紹介する

ソウル市・新村にある延世(ヨンセ)大学附属セブランス病院も
外国人患者の誘致に力を入れている
同病院の診療科目や専門診療センターは60以上あり、医師の数は約1,230人

セブランス病院で行っている“看板”治療の1つに、
米国製の「ダヴィンチ・サージカルシステム」と呼ばれる
手術支援ロボットを使った手術がある
内視鏡や鉗子などをロボットアームで遠隔操作をして
腹部や胸部の手術を行うというものだ

日本では、ロボット手術の普及がかなり遅れている
昨年12月にダヴィンチの薬事法の承認申請が行われ、
厚生労働省が審査中という状況だ
現在はまだ販売承認されていないため
東大、東京医科大学、九州大など数カ所の医療機関に導入されているのみという
日本の場合、医師や患者の間でロボット手術に対する抵抗感が
まだ強いことなどが理由のようだ

セブランス病院ではダヴィンチを2005年に導入した
1台約2億7,000万円で、現在4台設置されている
ロボット手術専用のトレーニングセンターもあり、
日本の医師もロボット手術の技術を学ぶため同病院を訪れているという

セブランス病院にはロボット手術ができる医師が現在26人おり、
昨年はこのロボットによる手術を1,100余件実施し、世界3位だった
ちなみに世界1、2位は米国の医療機関という

たしか九大ではすでに10年まえに導入していたのだが、
いまだにこんな惨状だなんて…(-_-)
日本の医療行政はいったいどーなっているのでしょうか…???

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by lovekado | 2009-07-12 15:03 | way to the future
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