旧・東ドイツ “英雄都市”の試練 ~壁崩壊より20年~
いま、NHK総合で再放送やってましたので、なつかしく観ていました
あれからもー20年がたったのですね…(^^)

『NHK BS世界のドキュメンタリー』は、
とっても良質なドキュメンタリーを紹介してくれるので、
とっても好きな番組のひとつです

1989年11月9日の「ベルリンの壁崩壊」。その原動力は、旧東ドイツで市民が続けてきた民主化運動だった。その大成功のきっかけとなった舞台は、ライプチヒ。ニコライ教会での「平和の祈り」に集った人々は、「非暴力」を掲げ空前の10万人デモを成功させ、政権崩壊への引き金となり、「英雄都市」と賞賛された。しかし壁崩壊から1年もたたない90年、「豊かな国」西ドイツに東ドイツが併合され、旧東ドイツの社会システムはすべて、西ドイツによって解体された。ライプチヒ市民は「失業の無かった」国で突然「失業者」となり「二級市民」としての屈辱に沈む。企業の町ライプチヒは、やがて老人中心の介護の町といわれるまでになる。そんな2003年イラク戦争直前の情勢下、旧東ドイツ・ニコライ教会では「平和の祈り」が復活。自由・平等・平和を求める人々が集い、ドイツ全体に広がる運動の発火点となる。意思表示を再び始めたライプチヒ、ニコライ教会に集う人々を中心にみつめながら、壁崩壊から20年、華やかな統一の影にあった旧・東ドイツの人々の試練を見つめる。

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by lovekado | 2009-07-09 03:28 | レビュー
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