モビルスーツというとガンダムが思い浮かぶが、
ガンダムに登場するモビルスーツは
どちらかというと巨大ロボットであり、
スタジオぬえが描いたモビルスーツと比べると
外見こそ似ているが、スケールが違いすぎるというか、
似て非なるもののような気がしてならない気もする。
さて、現実はというと、
ロッキード・マーチンは3月、
恐らく世界初となる実用モビルスーツ(外骨格スーツ)を
フロリダ州で開催された米陸軍の技術シンポジウムの席上で発表。
本格的な売り込みを開始した。
この外骨格スーツの正式名称は
「Human Universal Load Carrier(HULC)」(つまりハルク!)
というもので、最大90キロの物資を自由に持ち運んだり、
時速5キロの歩行、時速11キロの走行が可能になるというもの。
現在、研究開発されている外骨格スーツの場合、
バッテリーで駆動するタイプがほとんどであるため、
連続使用時間には限界があるが、このスーツの場合、
JP8ジェット燃料を使った発電機を使ってモーターを利用する
いわゆるハイブリッドシステムを搭載することにより
72時間にも渡る連続使用にも耐えられるというから驚きだ。